鈴木光・石川多摩川・西澤諭志 新作ラフカット上映

映画監督:石川多摩川  西澤諭志鈴木光

石川多摩川『目の奥に 2023-2024(仮)』2025
西澤諭志『世界無名戦士之墓(仮)』20分予定/2025
鈴木光作品 2025

Filmmaker: Tamagawa Ishikawa SatoshiNishizawa Hikaru Suzuki

EFCJメンバーが制作中の作品のラフカットを上映するプログラム。

石川多摩川『目の奥に 2023-2024(仮)』2025
2023年の夏にデジタル一眼レフカメラ初めて手に入れ、35mmスチールカメラのレンズにマウントを付けて一日15秒の映像を撮り始めた。
2023年の夏から2024年の夏にかけて、偶数月にのみ一日15秒×一ヶ月の映像を一年間撮り続けた。

西澤諭志『世界無名戦士之墓(仮)』2025
「無名戦士」とは近代戦争において戦場で亡くなった身元不明の戦没者を指す概念として用いられる言葉であったが、広く戦没者全般の象徴としても用いられる。埼玉県生越町にも、第二次世界大戦戦没者の慰霊する施設として1955年に「世界無名戦士之墓」が建設された。そこでは、「毎年5月の第2土曜日には、世界平和を祈念し、世界無名戦士之墓慰霊大祭並びに越生町戦没者追悼式を開催して」*いる。
本作は2024年の式典を見学した時の様子を中心に編集された映像である。
*越生町ホームページ(https://www.town.ogose.saitama.jp/kamei/kaikei/1513744425763.html)

Profile

石川 多摩川(いしかわ たまがわ)
都内映画館にて上映企画、配給、映写などの勤務をしながら、主に8mmフィルムでの映像制作、執筆・演奏活動などを行っている。参加したプロジェクト「BETWEEN YESTERDAY R TOMORROW」は、山形国際ドキュメンタリー映画祭、恵比寿映像祭、ARS ELECTRONICAなどで上映された。

西澤 諭志(にしざわ さとし)
写真家/映像作家 。EFCJメンバー。カメラで記録した身辺の映像から、細部の社会的、経済的な側面へも目を向ける為の作品を発表。主な展覧会に、「西澤諭志 個展「1日外出券」」(YAU STUDIO、2025)「クリテリウム98 西澤諭志」(水戸芸術館現代美術センター、2022)、「Parrhesia #013 西澤諭志[普通]ふれあい・復興・発揚」(TAPギャラリー、2018)、「西澤諭志展―写真/絶景 そこにあるもの―」(LIXIL Gallery2、2009)。主な上映会に「西澤諭志特集:ドキュメンタリーのハードコア」(UPLINK、2017)。
https://satoshinishizawa.com/

鈴木 光(すずき ひかる)
1984年福島県生まれ。武蔵野美術大学彫刻学科卒業。ベルリン芸術大学大学院映像学科卒業。第一回座・高円寺ドキュメンタリーフィルムフェスティバル・第7回恵比寿映像祭・イメージフォーラムフェスティバル2017・コラボレーション作品で山形国際ドキュメンタリー映画祭(2011, 2017)に参加。アートセンターオンゴーイングやKAYOKOYUKIなどのアートギャラリーで個展も行っている。

Tag