vol.3

『ニンホアの家』

ニンホアのある家の日常を追うと、そこに住む人たちの大家族の星座が見えてくる。20世紀の歴史の流れの中で、この星座はベトナム、ドイツ、そして精神世界を繋いでいる。 Tag

『Szenario』

1970年、西ドイツの代表的な都市で、表面的には整った生活を送っていた黒のブリーフケースの中身。このブリーフケースに入っているのは、中小企業の経営者ハンスとその秘書モニカの不倫関係を綿密に記録した書類。二人の性行為の詳細 […]

『UTDT-HFBK』

このプログラムは、ブエノスアイレス のトルクァト・ディ・テラ大学(UTDT)映画コースのディレクターであるアンドレス・ディ・テッラとハンブルク美術大学(HFBK)のドキュメンタリーコース講師のネレ・ヴォールアッツが「コロ […]

『God and Father and Me』

家に帰ってくることが少なくなった父。小学生の時に突然、神になると言い始め、そのうちどこかに居を定めたらしかった。家に帰る回数もどんどん少なくなり、時々会うと、おかしなことを言うようになった。大学を卒業した年に、父親が住ん […]

『father 2009.11-12』

2009年9月、父は行方をくらませた。2週間ほどで戻ってきたが、仕事にはいかなくなり、ずっと家にいるようになった。父は1人で暮していた。借金も家のローンも残っていた。このままでは住む場所をうしない、生活できなくなるのはあ […]

『The Future Perfect』

この作品は、外国人が新しい社会に適応していく過程を描いた映画であり、移民としての彼女の状態が、彼女の演技スタイル、ドラマの構成、映画の装置を決定しているのです。脚本は主演のシャオビンと一緒に書き、彼女が自分自身を試し、再 […]

『Noelia』

ノエリアは、母を探している。誰彼かまわず、母と関連づけ、ブエノスアイレス中を歩き回る。カメラの前で演じる彼女の行為を、観客は濃密な映像体験として受け取る短編作品(2012)。 Tag

『ギフト』

道路拡張工事で変わりゆく那覇を舞台に、公園に住む初老の男と祖父を亡くした少年の交流を描いた作品。実際に「公園に住む男」と「その近所に住む少年」を記録したドキュメンタリーパートと、両者が役者として演じたドラマパートが混在し […]

『ラダック それぞれの物語』

村の少年ジグメットとスタンジンの夏休みの宿題は、その地に伝わる「ケサル物語」について調べること。川遊びをしたり都会に出かけたりして、大人たちに物語に聞いてまわる二人は、その話から人生の大切なことに触れていく。北インドの「 […]

『骨を掘る男』

具志堅隆松はガマフヤー(洞窟を掘る人)と名乗り、40年近く沖縄戦の遺骨を掘り続けている。監督・奥間の大叔母・正子も沖縄戦の戦没者でその遺骨は未だに見つかっていない。監督は「会ったことのない者の死を悼むことはできるのか?」 […]

『Echo, Post-echo』

出来事の手前にある、場作りに注目してみる。場作りが決定的な出来事を呼び込めず、空回りした前フリを続ける。この連続性を映像の時間で呼ぶならば、展開とも言える。それは、前後を伴う流れでしかなく、ある側面では内容を置き去りに時 […]

『Dig a Hole in a Hole (Homogenize)』

眼球だけがなぜか運動を続けている屍体のように、計器が壊れた状態にもかかわらず「調整」という振る舞いだけが残っているカメラが映し出す映像を想像してみよう。そのとき像として結ばれているのは何か。カメラなどの計器には視覚的な像 […]