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Blessed ―祝福―

作品解説 大阪、西天下茶屋の路地にある古い木造アパート「おおいし荘」。監督の崟は幼少時、ここで家族3人暮らしていたのだという。30年ぶりにおおいし荘を訪れると、そこには当時からの住人である春子さんとすみ子さんという女性が […]

Afterwater

作品解説 (ベルリン映画祭のテキストからEFCが意訳) アーティストであり映画監督でもあるダーン・コムリエンの長編第2作『アフターウォーター』の序盤、物語の核となる2人の学生のうちの1人は、仲間の1人が湖を「可変的な生態 […]

短編プログラム「対話と介入」

作品解説 河口(ロス・メクフェセル、11.5分、2021年) 物理的な現実の本質に疑問を抱くと、システムの亀裂がより明らかに見えてくる。河口は流れゆく時間の感情的な風景を表す。コンピュータによって作られたソーシャルメディ […]

手紙

作品解説  本作品は、携帯のテキストだけで表現された、20時~23時ぐらいまでの夜寝る前の高校生の心情を舞台にした74分の物語映画である。2002年11月1日(金)テスト前日の夜、高校生だった私はどんな時間を送っていたか […]

映画愛の現在

作品解説 鳥取県にもかつては多くの映画館が存在したものの、今や三館が現存するのみである。そのような環境下で、自分たちが見たい映画を見るべく、県内各地で独自に上映活動を継続し、豊かな文化を築いてきた人々へのインタビューから […]

Too Late Blues

作品解説 『Too Late Blues』はカサヴェテスの監督二作目であるが、”インディペンデント映画の父”であるカサヴェテスのハリウッド作品・スタジオ映画であるために、あまり批評として取り上げてこられなかった作品だ。  […]

願いと揺らぎ

作品解説 2011年3月11日の東日本大震災により未曾有の地震と津波に襲われた宮城県南三陸町の波伝谷(はでんや)。そこに暮らす人々の被災後の姿を追いながら、復興への願いとそれぞれの立場と思いからくる心の揺らぎを、伝統行事 […]

彼方より Aus der Ferne (日本語字幕付)

作品解説 2005年から6月にかけてのトルコ横断のドキュメンタリー。ヨーロッパとの接点であるイスタンブールから出発し、首都のアンカラを経てイラン国境のドゥバヤジットへ。都市化された西部地域から紛争の続く東部へと、現在のト […]

山谷─やられたらやりかえせ

作品解説 この映画を制作したことで監督二人は殺されてしまった。東京・山谷を舞台にした日雇い労働者のドキュメンタリー作品で、彼らの生活の実態や闘争を描いている。労働者(労務者)を描いた作品としては他に類を見ないリアルな作品 […]

沈黙の情景

作品解説 メキシコの沖合にある廃墟と化したリゾート地。ホテルや遊園地のコンクリート跡の中に、自然が着々と成長している。目に見えないスピーカーから、華やかなアトラクションに誘うような宣伝文句が聞こえてくる。しかし、そこには […]