vol.5

Blessed ―祝福―

作品解説 大阪、西天下茶屋の路地にある古い木造アパート「おおいし荘」。監督の崟は幼少時、ここで家族3人暮らしていたのだという。30年ぶりにおおいし荘を訪れると、そこには当時からの住人である春子さんとすみ子さんという女性が […]

Afterwater

作品解説 (ベルリン映画祭のテキストからEFCが意訳) アーティストであり映画監督でもあるダーン・コムリエンの長編第2作『アフターウォーター』の序盤、物語の核となる2人の学生のうちの1人は、仲間の1人が湖を「可変的な生態 […]

短編プログラム「対話と介入」

作品解説 河口(ロス・メクフェセル、11.5分、2021年) 物理的な現実の本質に疑問を抱くと、システムの亀裂がより明らかに見えてくる。河口は流れゆく時間の感情的な風景を表す。コンピュータによって作られたソーシャルメディ […]

手紙

作品解説  本作品は、携帯のテキストだけで表現された、20時~23時ぐらいまでの夜寝る前の高校生の心情を舞台にした74分の物語映画である。2002年11月1日(金)テスト前日の夜、高校生だった私はどんな時間を送っていたか […]

映画愛の現在

作品解説 鳥取県にもかつては多くの映画館が存在したものの、今や三館が現存するのみである。そのような環境下で、自分たちが見たい映画を見るべく、県内各地で独自に上映活動を継続し、豊かな文化を築いてきた人々へのインタビューから […]

Too Late Blues

作品解説 『Too Late Blues』はカサヴェテスの監督二作目であるが、”インディペンデント映画の父”であるカサヴェテスのハリウッド作品・スタジオ映画であるために、あまり批評として取り上げてこられなかった作品だ。  […]