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マミーへのラブレター

監督:長村ひかり

(22分/2022年)

Filmmaker : Hikari Osamura

Year of production : 2022 Country : France Length : 22 minutes


作品解説

1967年に、加瀨千惠子は空手の師範である夫、加瀨泰治、そして二人の幼い娘と共にパリに居を移し、半世紀以上の時を異国の地フランスで過ごしてきた。13歳の時に出会ってから、私は彼女のことをマミー(フランス語で「おばあちゃん」)と呼び、少なからぬ時間を共にしている。2018年、彼女は急逝し、私はひとりパリに残された。マミーの生きた痕跡をこの異国の地で探しつつ、天国の彼女へラブレターを送る。

Profile

長村ひかり
2014年から独学で映像を撮り始め、2015年に慶應義塾大学総合政策学部の卒業プロジェクトとして第一作『MAMAN』を制作。その後映画を学ぶために渡仏し、パリ第三大学大学院にて、シャルル・テッソン教授の指導のもと修士論文を執筆する。現在、映像関係の仕事に携わりながら、第二作『マミーへのラブレター』を製作中。